2014年12月9日火曜日

課題研究懇談会「危機の克服と地域コミュニティ」第8回研究会(2014年度第2回研究会)のお知らせ

課題研究懇談会「危機の克服と地域コミュニティ」第8回研究会(2014年度第2回研究会)を以下の日程で実施いたします。
どなたでも、自由にお越しください。

日時 :平成27年1月24日(土)、13:30~
会場 : 名古屋大学文学研究科・文学部1階、大会議室(110教室)

内容 :

1)テーマ 「人類学におけるリスク研究の可能性-『リスクの人類学―不確実な世界を生きる』合評会-」

2)趣旨

 本企画は、2014年5月に刊行された『リスクの人類学―不確実な世界を生きる』(東賢太朗・市野澤潤平・木村周平・飯田卓編、世界思想社、2014年)の合評会である。本書は、現代世界を浸食する(といわれている)「リスク社会」化という現代的なテーマについて、文化/社会人類学の立場から編まれた論集である。全11章に加え3つのコラム執筆者により、それぞれのテーマやフィールドから、「リスク社会」の微細な状況や多様な相貌を描き出し、「リスク社会」自体を再考する試みがなされた。
 当日は、執筆陣より4名が本書の内容に基づき発表を行い、松田素二氏によるコメントを経た後、本書の評価や展望について議論を行うとともに、人類学におけるリスク研究の可能性と課題について議論する。
3)当日のプログラム
 A)話題提供
  ・趣旨説明 
   東賢太朗(名古屋大学)/ 市野澤潤平(宮城学院女子大学)
   ・市野澤潤平 (宮城学院女子大学)
     「リスクの相貌を描く人類学者による『リスク社会』再考」
  ・新ヶ江章友(名古屋市立大学)
   「HIV感染リスク認知の『ずれ』:日本の研究者とゲイ男性のあいだの事例から」 
  ・東賢太朗(名古屋大学)
       「『待ち』と『賭け』の可能性:フィリピン地方都市の無職と出稼ぎ」 
  ・日下渉(名古屋大学)
    「マニラのスラムのスラムにみる生きのび方:相互依存と非公式な制度」

 B)コメントと総合討論(参加者全員)
    ・  コメント    松田素二(京都大学)
    ・  全体進行 佐々木重洋(名古屋大学)

 終了後、懇親会


問い合せ先 : 佐々木重洋(名古屋大学・文学研究科)
sasaki@lit.nagoya-u.ac.jp

2014年6月30日月曜日

報告:課題研究懇談会「危機の克服と地域コミュニティ」第7回研究会(2014年度第1回研究会)

南山大学人類学研究所共同研究「危機と再生の人類学:記憶、土地、コミュニティ」との共催で、
課題研究懇談会「危機の克服と地域コミュニティ」第7回研究会(2014年度第1回研究会)を開催いたしました。

日時 :平成26年6月25日(木)、15:00~
会場 : 南山大学人類学研究所1階会議室

当日のプログラム

 15:00~16:00 渡部森哉 (南山大学)
     「崩壊と再生:古代アンデス諸社会の事例」

 16:10~17:10 後藤明(南山大学)
   「人は廃墟がお好き?:
    ラパヌイにおける危機社会語りの系譜とジャレド・ダイアモンドの嘘」

2014年6月13日金曜日

課題研究懇談会「危機の克服と地域コミュニティ」第7回研究会(2014年度第1回研究会)のお知らせ

課題研究懇談会「危機の克服と地域コミュニティ」第7回研究会(2014年度第1回研究会)を以下の日程で実施いたします。
また、本研究会は南山大学人類学研究所共同研究「危機と再生の人類学:記憶、土地、コミュニティ」との共催で行います。

どなたでも、自由にお越しください。

日時 :平成26年6月25日(木)、15:00~
会場 : 南山大学人類学研究所1階会議室

当日のプログラム

 15:00~16:00 渡部森哉 (南山大学)
     「崩壊と再生:古代アンデス諸社会の事例」

 16:10~17:10 後藤明(南山大学)
   「人は廃墟がお好き?:
    ラパヌイにおける危機社会語りの系譜とジャレド・ダイアモンドの嘘」

問い合わせ先: 南山大学人類学研究所事務室
Tel: 052-832-3111 内3452

2014年1月21日火曜日

報告 : 課題研究懇談会「危機の克服と地域コミュニティ」第6回研究会(2013年度第2回研究会)

2014年1月17日、日本文化人類学会課題研究懇談会「危機の克服と地域コミュニティ」第6回研究会(2013年度第2回研究会)を開催いたしました。


日時 : 平成26年1月17日(金)、13:30~18:00
会場 : 名古屋大学文学研究科・文学部1階、大会議室(110教室)

内容 )
 テーマ 「無事を求めつつ、危機と向き合う人びと─枝下用水史130年史からみる─」

 1)話題提供
  
 ・熊澤美弓 (豊橋創造大学) 「用水開削期における人物交渉誌と開削者顕彰」
  ・逵志保(愛知県立大学)「高度経済成長期における農家長男の〈危機〉と葛藤」
 ・川田牧人(中京大学)全体概要とコメント


2)総合討論(参加者全員)



 

2013年11月28日木曜日

課題研究懇談会「危機の克服と地域コミュニティ」第6回研究会(2013年度第2回研究会)のお知らせ

延期となっておりました、課題研究懇談会「危機の克服と地域コミュニティ」第6回研究会(2013年度第2回研究会)の日程が決定いたしました。
日程のみの変更であり、内容・場所等は以前の予定と変わりません。
みなさま、ぜひご参加ください。


日時 :平成26年1月17日(金)、13:30~18:00
会場 : 名古屋大学文学研究科・文学部1階、大会議室(110教室)

内容 :

1)テーマ 「無事を求めつつ、危機と向き合う人びと─枝下用水史130年史からみる─」

2)趣旨

 矢作川から取水する枝下用水は、現豊田市の重要な農業用水としてこの地を潤している。現在、豊田土地改良区において枝下用水130年史の編集が進められており、このセッションではその資料にもとづいて、枝下用水流域という実態的地域コミュニティにおける〈危機〉と〈無事〉を照らし出すことを試みたい。
 枝下用水史の基本的な流れから、明治期(1880年代)、現豊田市の農村地域における水不足や氾濫といった水関連の危機を管理する事業として、まずはその〈危機の克服〉の試みを読みとることができる。この時期、国家的公共事業としてではなく民間営利事業として用水開削が位置づけられていたことで、多くのエージェントが介在する契機となったことも特徴である。しかし枝下用水の完成後も、農業用水が安定的に供給され〈無事〉が獲得されたかといえばそうとも一概にいえない。とくに国家的〈有事〉であった敗戦とその後の農村復興、さらに高度経済成長期や、グローバル化の波が押し寄せるなかでの大きな変化など、危機は克服されるというよりつねに引き続いて起こる。枝下用水コミュニティの人びとは、〈危機〉に持続的に向き合いながら暮らしを成り立たせてきたわけである。
 そのような暮らしのなかで、このセッションでは明治期の用水開削事業をめぐる人的背景、ならびに戦後高度経済成長期における農村の変容というふたつの事象に着目し、そこでの史資料を仔細に検討することを通して、無事を志向する姿を枝下用水130年のあゆみのなかから探っていきたい。

・枠組としての「無事」その他
 2013年度第一回課題研究懇談会における鳥越皓之発表「日本の村落研究史」において、日本のムラにおける危機対応は〈無事〉にいかに達するかという課題にもとづいて組織化されてきたことが指摘された。
 この指摘を受ける形で、このセッションでは実態的地域コミュニティにおける〈危機の克服〉を、〈無事〉への希求という形で主題化してみたい。〈危機〉を完全に克服し排除された段階というのが想定しにくい現実に対して、完全に乗り越えるのではなく、〈危機〉を〈無事〉のほうへ埋め込んでいくプロセスが地域コミュニティにいかに見られるかを、明治期と高度経済成長期を中心に検討することをめざしたい。
 その際、〈危機〉と〈無事〉の転換を時代区分的に捉えることも可能と思われるが、歴史的動態をよりダイナミックに叙述するために、このセッションでは過剰と不足のバランスを補助線として考えたい。すなわち、コミュニティには往々にして何ごともない当たり前から過剰もしくは不足に陥る自体が生じ、それが〈危機〉となり、人びとはつねにそれをゼロポイントに修復しようとするのが〈無事〉への営みである、という基本ストーリーである。
 もう一点、この〈危機〉を〈無事〉へ埋め込むプロセスから、それにかかわる個人、中間集団、国家やグローバル社会などの関与も明らかにすることによって、公共私にわたる危機とのつきあい方も捉えることができるはずである。それを通して、〈無事〉を志向する回復力(レジリエンス)を備えた主体として地域コミュニティとしての枝下用水を描き出すことをねらいとしたい。


3)当日のプログラム

 A)話題提供
  ・熊澤美弓 (豊橋創造大学)
     「用水開削期における人物交渉誌と開削者顕彰」
   ・逵志保(愛知県立大学)
   「高度経済成長期における農家長男の〈危機〉と葛藤」
  ・川田牧人(中京大学)
    全体概要とコメント

 B)総合討論(参加者全員)

 終了後、懇親会


問い合せ先 :佐々木重洋(名古屋大学・文学研究科)
sasaki@lit.nagoya-u.ac.jp

2013年11月20日水曜日

課題研究懇談会「危機の克服と地域コミュニティ」第6回研究会(2013年度第2回研究会)、延期のお知らせ

以前よりお知らせしておりました、課題研究懇談会「危機の克服と地域コミュニティ」第6回研究会(2013年度第2回研究会)は延期となりましたので、お知らせいたします。

平成25年12月26日(木)に上記の研究会開催を予定しておりましたが、企画担当者の調査地であるフィリピンが、台風30号によって甚大な被害を受けております。その早期対応のため、研究会を延期することとなりました。

そのため、現在、開催日の再検討を行っております。決定次第、またこちらでもお知らせいたします。
急な変更によりご迷惑をおかけしますこと、大変申し訳ございません。

新たな日程におきましても、多くのみなさまにご参加いただけたら幸いです。

2013年11月12日火曜日

課題研究懇談会「危機の克服と地域コミュニティ」第6回研究会(2013年度第2回研究会)のお知らせ

課題研究懇談会「危機の克服と地域コミュニティ」第6回研究会(2013年度第2回研究会)を以下の日程で実施いたします。
どなたでも、自由にお越しください。

日時 :平成25年12月26日(木)、13:30~18:00
会場 : 名古屋大学文学研究科・文学部1階、大会議室(110教室)

内容 :

1)テーマ 「無事を求めつつ、危機と向き合う人びと─枝下用水史130年史からみる─」

2)趣旨

 矢作川から取水する枝下用水は、現豊田市の重要な農業用水としてこの地を潤している。現在、豊田土地改良区において枝下用水130年史の編集が進められており、このセッションではその資料にもとづいて、枝下用水流域という実態的地域コミュニティにおける〈危機〉と〈無事〉を照らし出すことを試みたい。
 枝下用水史の基本的な流れから、明治期(1880年代)、現豊田市の農村地域における水不足や氾濫といった水関連の危機を管理する事業として、まずはその〈危機の克服〉の試みを読みとることができる。この時期、国家的公共事業としてではなく民間営利事業として用水開削が位置づけられていたことで、多くのエージェントが介在する契機となったことも特徴である。しかし枝下用水の完成後も、農業用水が安定的に供給され〈無事〉が獲得されたかといえばそうとも一概にいえない。とくに国家的〈有事〉であった敗戦とその後の農村復興、さらに高度経済成長期や、グローバル化の波が押し寄せるなかでの大きな変化など、危機は克服されるというよりつねに引き続いて起こる。枝下用水コミュニティの人びとは、〈危機〉に持続的に向き合いながら暮らしを成り立たせてきたわけである。
 そのような暮らしのなかで、このセッションでは明治期の用水開削事業をめぐる人的背景、ならびに戦後高度経済成長期における農村の変容というふたつの事象に着目し、そこでの史資料を仔細に検討することを通して、無事を志向する姿を枝下用水130年のあゆみのなかから探っていきたい。

・枠組としての「無事」その他
 2013年度第一回課題研究懇談会における鳥越皓之発表「日本の村落研究史」において、日本のムラにおける危機対応は〈無事〉にいかに達するかという課題にもとづいて組織化されてきたことが指摘された。
 この指摘を受ける形で、このセッションでは実態的地域コミュニティにおける〈危機の克服〉を、〈無事〉への希求という形で主題化してみたい。〈危機〉を完全に克服し排除された段階というのが想定しにくい現実に対して、完全に乗り越えるのではなく、〈危機〉を〈無事〉のほうへ埋め込んでいくプロセスが地域コミュニティにいかに見られるかを、明治期と高度経済成長期を中心に検討することをめざしたい。
 その際、〈危機〉と〈無事〉の転換を時代区分的に捉えることも可能と思われるが、歴史的動態をよりダイナミックに叙述するために、このセッションでは過剰と不足のバランスを補助線として考えたい。すなわち、コミュニティには往々にして何ごともない当たり前から過剰もしくは不足に陥る自体が生じ、それが〈危機〉となり、人びとはつねにそれをゼロポイントに修復しようとするのが〈無事〉への営みである、という基本ストーリーである。
 もう一点、この〈危機〉を〈無事〉へ埋め込むプロセスから、それにかかわる個人、中間集団、国家やグローバル社会などの関与も明らかにすることによって、公共私にわたる危機とのつきあい方も捉えることができるはずである。それを通して、〈無事〉を志向する回復力(レジリエンス)を備えた主体として地域コミュニティとしての枝下用水を描き出すことをねらいとしたい。


3)当日のプログラム

 A)話題提供
  ・熊澤美弓 (豊橋創造大学)
     「用水開削期における人物交渉誌と開削者顕彰」
   ・逵志保(愛知県立大学)
   「高度経済成長期における農家長男の〈危機〉と葛藤」
  ・川田牧人(中京大学)
    全体概要とコメント

 B)総合討論(参加者全員)

 終了後、懇親会


問い合せ先 : 佐々木重洋(名古屋大学・文学研究科)
sasaki@lit.nagoya-u.ac.jp